しかし、楽しいだけで本当に子どもたちの英語が中学生になったときに、使える英語になっているのかは、はなはだ疑問です。例えば、りんごを英語で「apple」と覚える。陽気な外国人講師が、満面の笑みを浮かべて「What’s this?」と訊けば、子どもたちは元気に「アッポー」と素晴らしい発音で答えるでしょう。ただし、そのスペルをきちんと書ける子どもは、果たしてその中に何人いるのか怪しいのです。フルセンテンスで「It’s an apple.」と 答えられるようにするには、さらに効果的な練習を重ねる必要があるのです。